戦争により終末が近づいた世界を舞台に、究極の選択を迫られる3組のカップルを描いた群像劇。本作が3年ぶりの映画出演となるジョシュ・ハートネットをはじめ、「シン・シティ」のロザリオ・ドーソン、「きみに読む物語」のジーナ・ローランズ、「フロスト×ニクソン」のフランク・ランジェラら実力派キャストがそろう。紛争地域で使用された生物兵器の影響により、全世界で感染症が蔓延しつつあった。妻ミアが弁護士になるサポートをしてきたレンは小説家を目指していたが、なかなか芽が出ず行き詰まりを感じていた。一方、ミアのクライアントである老人アンディは生物兵器開発に加担したことに罪悪感を抱きながら、余命わずかな妻エスターに寄り添って暮らしている。また、アンディの孫エリックと恋人アナは互いへの愛に夢中になるあまり、世界が終わるという現実を直視できずにいた……。2015年1~2月にヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2015」上映作品。